青森の旅(20180313~15)
今の季節の青森、寒いだろうな~と思いながらの予約だった。
ところがこの旅行日の3日間が思いの他の暖かさ、バスガイドさんも驚いて居ました。
部屋の窓から
2日目の宿は500m位の山の頂上にあるホテルで
玄関出ればそこがスキー場でした.
黒石市こみせ通りの一部分
夏の日よけや雪から通行人を守るための
今風に言えばアーケードです。
地方によっては雁木とも言われます。
日本の道100選にも選ばれ
平成17年に重要伝統的建造物群保存地区に指定。
約270年前に建てられた国重要文化財の高橋家や
造り酒屋などの並ぶ古い町並みです。
造り酒屋
こみせ通りの中にある古い造り酒屋さんの奥行きです。
このお家も250年位前に建てられた物だそうですが
手前から白い蔵の向こう端までどの位あるのだろう。
とにかく大きい!
「最近雪の重みで屋根が落ちて少し新しいものに変えています」との事
現在の御当主は6台目だとお店の人が教えて下さいました。
酸ヶ湯温泉
秘境の温泉なのに随分多くの人が訪れているのに驚きました。
車窓から
酸ヶ湯温泉の周りにはまだまだたくさんの雪が残って居ました。
斜陽館(太宰治記念館)
太宰治の生家で、明治40年6月落成、太宰治はこの家が出来て
2年後に生まれたそうです。
総青森ヒバづくりで1階11室2階8室、庭園などともで
宅地面積は約680坪、とにかく大きいです。
戦後この家を手放し、昭和25年から旅館「斜陽館」として
観光名所になるが、平成8年3月に旧金木町が買い取る。
昭和46年に旅館の歴史が閉じられたそうです。
(余談ですが、吉幾三さんがここで結婚式を挙げられたそうです)
2階の廊下ですが、奥が遠くて細く見えますね~。
端から写したものではなく、反対側も同じくらいの
長い廊下があります。
玄関を入ってすぐに左手を写してみました。
奥で光って居る仏壇はそれは見事な物でした。
「京都の専門の人に見てもらったら、今この位の仏壇を
作れば2千500万はかかるそうです」
との説明でした。その豪華さに圧倒されます。
手前の囲炉裏のある部屋が
当主の父親と跡取りだけが食事出来
他の家族は右奥の一段下がった(段差約20㎝)部屋でしか
出来なかったそうです。
JR五能線千畳敷駅前の千畳敷です。
ごつごつして見えるが、干潮時にはもっと
平らな広い岩棚があるようです。
昔殿様がここに畳1000畳を敷き酒宴を催した事から
千畳敷と呼ばれるようになったとか、
今回見た時はどんよりと曇り
滿潮だったのか残念ながら岩棚は見えませんでした。(クリック)
鶴の舞橋
木製の三連太鼓橋を渡る観光客。
鶴の舞橋
青森ヒバ樹齢150年以上、橋脚直径30㎝、総数700本が
使われて居るそうです。
(ため池には一面氷が張って居ます)
鶴の舞橋
長さ300m幅3m
岩手山の山様を写し「津軽富士見湖」と言われて居ますが
農業用の溜池(まわりぜきおおためいけ)で
平成6年7月8日落成だそうです。
最近JR大人の休日倶楽部の吉永小百合さんのCMで
有名になったようです。(クリック)
ひとりごと
まだ寒いだろうと思いながらだったが、この3日間が本当に
この季節珍しい暖かさで、少しも寒さを感じなかったが、
さすがにまだ雪はい~っぱいだったよ。